スピーカーも多種多様
前回の記事
本日はイベントを作る際で大切なタイムテーブルについてお話したいと思います。
タイムテーブルとは?
このような、イベントの時間割のようなものです。
昨年、同僚のwebデザイナー2名と参加したデザインのイベントAdobe Max Japanのタイムテーブルです。Adobeの大イベントなので、セッションスペースが沢山あり、同時にいくつものセッションが開かれているので、どれを聴講するか非常に悩みました・・
ですが、だいたいカテゴライズされているので、私のようなエンジニアが聞きたいセッションというのは1つの時間に1つしか開かれていないのです。紙媒体のデザイナーが聞きたい講義、webデザイナーが聞きたい講義、ディレクターが聞きたい講義、1つ1つが被らないようにセッティングされています。
同時開催ならではの工夫だと思います。これだけ揃えて分散させるのは大変だったと思います。
まあ、これはAdobeのイベントなので、占いのイベントとは違いますが。
では、占いの場合どうするか?
フリーマーケットだとしたら・・
タイムテーブルなんて基本ないと思います。なくてもいいと思います。
やるとすれば、ステージを用意したり、タイムサービス的なものを用意したり、、でしょうか。ここはイベント主催者によって何を取り込むかは違ってきます。
※タイムテーブルの話なので、何を入れるかについては、ここでは触れません。
例)レゲエと占いのイベントの場合
会場に仕切りやステージ用の個室がない場合
10:00 ~ 12:00 フリー(各ブースで施術)
12:00 ~ 12:10 ステージ1部 レゲエバンドA
12:10 ~ 12:20 ステージ1部 レゲエバンドB
12:20 ~ 12:30 ステージ1部 レゲエバンドC
12:30 ~ 16:00 フリー(各ブースで施術)
16:00 ~ 16:10 ステージ2部 レゲエバンドD
16:10 ~ 16:20 ステージ2部 レゲエバンドE
16:20 ~ 16:30 ステージ2部 レゲエバンドF
16:30 ~ 18:00 フリー(各ブースで施術)
Pointは同時にやらないことです。レゲエバンドの演奏を聞きたくない人はさすがにこのイベントにはこないと思いますが、占いをされている時に周りで音が聞こえてきたら・・お金を払って相談をしに来ているのですから最低限の静けさは欲しいところです。そして、バンド側も鑑定中のお客様は背を向けているわけでこれまた気分的には微妙なわけです。
同時にやっても問題ないのは、仕切りがあること、防音されていること。お互いの出展に影響がでないことです。(バンド演奏と占い)もし同時にやるのであれば、コラボレートの工夫が必要だと思われます。
工夫の1つに、照明を落とすなどは良いかもしれません。
今からライブだよ???的な合図になりますね。
ですが、いくらこれをしても・・・
鑑定途中で中断は出来ません。
いつブースにお客様が入られるか読めない状態です。
なので、難易度が高い組み合わせです。
その1の話になってしまいますが・・・イベンターの知り合いに占いと音楽は基本マッチしにくいと言われました。何の音楽なのか、コラボレートする理由・コラボレートすると相乗効果になる何かを示すことが出来れば、アリだと思います。これが難しいのですが。。
タイムテーブルは切ろうとすればいくらでも出来ます。
WEBの勉強会によくいきますが、5分刻みでスピーカー(登壇者)が交代するようなものもありました。
こういったタイムテーブルの場合、進行役の人は、スマフォのストップウォッチが必需品です。
アラートが鳴ることで、終わりですよという手間が少し省け、そしてメンタル的にも機械に仕切りを任せられるのは助かります。
占いの鑑定でもそうでしょう。人の話を遮るのは非常にストレスがかかります。10分間でいくらという料金設定にしている場合、みなさんタイマーを使われますよね。人の感覚はブレますので、時間で動く際はタイマーやスマフォのストップウォッチは使って行ったほうが良いと思います(すごく当たり前の話ですいません)
10月に占いのワークショップイベントを開催するのですが、タイムテーブルは45分刻みとしています。
講座と講座の間に15分の休憩を入れています。
実際にはこの時間で先生と生徒さんの総入れ替え・受付を行います。
5分おしたり10分おしたりすると総崩れになる恐れがあるので、ストップウォッチは使おうと思っています!(先生達にも近くなってきたら、こういったお話はしっかり伝えないといけないと思っています。時間通りに進めるには、コミュニケーションも大切ですね。)
東京占いワークショップ
タイムテーブルの話はあまり出来ないと思っていましたが、結構書いちゃいました・・考え出すと深いかもしれません。様々なイベントのタイムテーブルを眺めていると面白い発見があるかも!
現在、タイムテーブル脳になっています 笑
次回は、会場についてお話しします。
スピーカーが止まらない
DV被害者のための支援を行う全国のシェルター施設のネットワークによるが開かれるそうである。
場所は、文京シビックホール。 分科会も、文京区のあちらこちらに散らばっているそうです。
今回のシンポジウムは、従来の被害者、支援者、行政、議員だけではなく、一般、学生もOKのオープンなものだそうで、今後女性支援や、貧困問題などでかかわっていきたいという方、身内や知り合いにDVで悩んでいる人がいらっしゃる方など、広く一般の方も参加できるそうです。
主催は、NPO法人全国女性シェルターネット、第20回全国シェルターシンポジウム2017in東京実行委員会。
厚労省が申請中で、まだ後援をしていないところが「どうなのよ」と思いますが、シンポジウムの日程は、9月の30日の土曜日と、10月1日の日曜日ということでまだ2か月ありますから、きっとそれまでにしっかり後援をしてくれることを期待しています。
当日の日程などは、
基調講演は、「乗り越える力:当事者からみた暴力の影響とトラウマ」
スピーカーは米国の弁護士の、オルガ・トルヒーヨ氏。 彼女は被害を受けた当事者で、父親から母親への激しいドメスティック・バイオレンス(DV)がある家庭で育ち、本人も3歳ごろから父親からの身体的・精神的・性的虐待を受けながら生き抜いてきた一人。現在では弁護士としての専門知識と被害当事者としての知見を活かし、児童虐待・DV・性暴力等への総合的アプローチを提案するコンサルタントとして活躍しているそうです。
DV, ドメスティック・バイオレンスは暴力を受けている当事者だけなく、それを見せられている子供たちに、生涯にわたる精神的トラウマを与えます。 男の子だったら父親のように暴力で問題や危機を解決しようという人間に育ち、自分も将来的に暴力的な人間になる可能性が高くなります。 女の子だったら、被害を受け続けてもそれを受け入れている母親を見ながら成長し、自分もまた暴力的な男性に引き寄せられるように付き合って、母親と同じように自分を大切にしない男性から離れられない人生を歩む可能性が高くなります。
ただし、DVは男性から女性に行われるばかりではなく、現在では暴力的な女性から被害をうける男性の例もかなり報告されるようになってます。 DVは女性、男性に限らずその被害者になる可能性があるということで、女性シェルターを設立するだけでは解決できない問題です。 特に男性が被害者の場合、「男は強くあるべき」という社会的規範も手伝って、人に相談できないというジレンマに陥ります。 配偶者から、モノを投げつけられる、顔を殴られる、けられる、噛みつかれるといった暴力を受け続けてうつ病のようになっても、相談できない男性の例は、イギリスでもかなり取り上げられるようになっています。
DVが発生しやすい家庭環境のバックグラウンドとして貧困がありますが、貧困家庭でなくてもDVは発生します。 怒りを抑えることのできないタイプの人は、わずかなことがトリガーになってかっとなり、家族に当たり散らします。 手近にものがあれば、それを取って投げつけたりしますから、当たった人は怪我をします。 相手にけがをさせると慌てて謝り、もう二度としないと約束をしたりしますが、DVを引き起こす人の特徴としては、謝っては繰り返す、ということがあります。また児童虐待と同じに、繰り返すたびにその度合いがエスカレートし、抑えがきかなくなるということがあります。
ですので、早い段階での対処が必要です。 アンガーコントロールなどの訓練を受けさせ、本人を根本から変えていくか、そういう状況からは逃げることです。 DVの被害者の特徴として、繰り返される暴力を受け入れがちということがあります。 「私にも悪いところがあった」「あんなに謝っているんだから、きっとよくなるでしょう」といった言い訳をして、はっきりしたステップをとらない現状維持主義者が多いのです。 いわゆる、共依存と言われる状態で、暴れたり暴力をふるう伴侶に「この人にはわたししかいない」という分析をして、「だから私は必要とされている」という気持ちにひたりたいために、DVの加害者と被害者という関係性に依存をしてしまっている、というものです。
ここで考えなくてはならないのは、そういう両親の関係を見せられている子供のことです。児童虐待防止法では、はっきりと家庭内暴力のある状況を「児童虐待」と明言しており、そういう状況に子供を置いておくことは違法としています。 日常的に暴力を見せられている子供は、脳の発達にも異常がでるといいます。また、残虐な殺人などを犯した被告の成育歴を調べると、家庭内で暴力や虐待が行われていたということが多いという研究結果も報告されています。
「よそ様の家庭のことだし」という態度でいることなしに、DVや虐待は、法で罰せられる犯罪だということをしっかり認識できる社会でありたい、と思うのです。
このシンポジウムは、そういう問題意識を一般の人が持つことのできる良い機会だと思います。
私も東京にいたら、ぜひ出席したいと思うシンポです。
どうぞ、ホームページに行って、詳細をお確かめください。
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